2018年11月タイ旅行-21

朝の5時くらいには目が覚めてしまった。すでに起きている人は多かった。弁当やコーヒーの売り子たちがやってきていた。せっかくなので何か買って食べればよかったが、トイレ(大)に行きたくなったら面倒(荷物の心配)なので何も買わなかった。

 

タイ人客の多くは、バーンスー駅で降りていった。フアランポーン駅まで行くのは外国人が多いようだ。ここからノロノロ運転が始まる。私の前席に太ももが眩しい若いファラン姉チャンが座って、座席のコンセントで充電しながらスマホに夢中になっていた。

もう3等車もガラガラだったはずだから席を移動すればよかった。

次回訪タイ時には、朝到着する長距離列車へフアランポーン駅よりちょっと前の駅から乗ってみようと思う。夜通し走ってきた列車が朝フアランポーン駅へ到着する雰囲気だけインスタントに味わえないか。

 

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2番線に到着。1番線には元国鉄ブルートレインが残置されたままだ。カンタン駅から4124が無事フアランポーン駅まで引っ張ってくれた。

 

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5番線には、921番列車の Pa Sak Jolasid Dam(パーサック・チョンラシットダム)行の列車が入線していた。この列車は、11月から1月までの臨時列車らしい。この日は朝7:10発と読める。元国鉄の車両を改造した寝台車が見える。記念撮影をするのはこれからこの列車に乗るタイ人客のようだ。

 

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タイ国鉄 SRT prestige という特別な車両も連結されていた。これも元は日本の国鉄の車両だそうだ。

 

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隣の4番線には、909番列車 ナムトック行。こちらも元日本の国鉄の車両のようだ。これを撮った時間は6:50くらい。20分は遅れている。

 

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発車した909列車に向かってホームをダッシュして追いかける青年がいた。車掌が気づいて車両を止めて青年を乗せた。何とも緩くて優しいタイ国鉄だろう。

 

ディーゼル機関車を頭にして到着し、乗客を降ろした後は、バックで回送。夜行列車が到着する朝はこのシーンが多いはずだ。コロナが収まったら是非ともフアランポーン駅へ行き、朝のこういうシーンをたくさん記録しておきたい。