2018年11月タイ旅行-11
トラン駅からカンタン駅行列車(快速No.167)に乗る
4211のディーゼル機関車だ。運転士が窓から顔と手を出しているが、おそらくタブレットを受け取るためだと思う。(実際には見ていない。これアップして、ネットで調べて気づいた)
駅のアナウンスが何を言っているのか分からないが、雰囲気があって良かった。
この列車の3等車の料金だが、トラン駅からカンタン駅までたったの5バーツだった。
5バーツだからタイの人は乗るのだろうか・・・それにしても安すぎる。
一番安い3等車でも、座席は指定されている。しかし混んでいなければ、適当に好きな座席に座ればよい。
トラン駅を出発。進行方向右側を撮影。踏切の音で何かトランだなと思ってしまう。トラン駅から上りでも下りでもすぐに踏切を通る。タイ国鉄の踏切の音は全国で同じだとは思うが・・・
ひたすら4分弱の車窓からの動画。動画にははっきりと映っていないが、ゴムの木らしきものをいくつも見た。幹を切って、樹液を受ける器が括り付けられていた。
窓全開で風がびゅんびゅん入ってくる客車なぞ、日本では特別列車以外なくなってしまった。これから二酸化炭素の問題が注目されるなら、こういう客車列車やブルートレインを復活してくれないかな。凝ったデザインなんかいらない。かつての国鉄客車の設計書通り、今の材料を使って作ればよいのだ・・・という個人の感想です。
しかし気になるのは、タイ国鉄の運転士用の標識が何を意味しているかだ。
ป้ายสัญญาณ - การรถไฟแห่งประเทศไทย
タイ国鉄の標識について説明しているタイ国鉄の公式ページを頑張って探せたが、タイ語が読めない。
ウィキメディアにタイ語と英語でそれぞれの標識の意味が書かれているページを見つけた。これなら何とか分かる。2019年12月10日13時(日本時間)現在での最新版を取得。
commons.wikimedia.org(注意)それぞれの標識の絵をクリックするのではなく、標識の絵の下の文字の方をクリックすると、それぞれの標識の概要説明が書かれているページに飛びます。
カンタン駅に到着する手前に、引き込み線があり、おそらく貨物列車用のコンテナが積み重なっていた。googleマップを見るとカンタン駅近くにトラン川というのがあり、すぐ海につながっている。運送業者がいくつかある。おそらくこの貨物用コンテナと同じのが積み重なっている写真も確認できた。
カンタン駅に到着して、列車から降りて、4211のところへ行くまで。
4211の顔を撮るには、さらにホームから離れなければならず、撮らなかった。
毎日1往復だけ運行しているこの列車、しかも往復だと10バーツしかとらず、何とももったいない。いや、ある意味、贅沢なことに思える。