2018年11月タイ旅行-14
カンタン駅は、終着駅。タイ国鉄の全国の終着駅の写真を撮ってる方はいるのだろうか。タンクにถังนํ้ารถไฟ(列車タンク。グーグル翻訳より)と書かれていた。現役で使われているのだろうか。
旧型客車が似合う駅だ。これが電車だったら、つまらない。日本の国鉄時代に通じるものがある。新幹線が通るようになり、電化されて、ビジネスになり、面白みがなくなった。凝った設備や斬新なデザインはいらん。古いものを大事にせよ。鉄道は共産主義な方が味があるのはなぜだろう。
国鉄色の内装、赤ちゃんを抱っこして見送ってくれるおばさん、木のベンチ、それらをデッキから見れる、冷房はなし、鉄オタが居ない(俺を除く)、こんなシチュエーション、日本ではもう無い。
快速No.168列車バンコク行。隣のトラン駅までの5バーツの切符だ。座席は子供たちでいっぱいだった。デッキにいたタイ人のおじさんに話かけられた。こどもたちをさかんに撮れ撮れと言っているようだった。「ダーイ」と言っていた。「グレンチャイ」と言ってみたが、通じていないようだ。間が持たなかった。
トラン駅まで、おじさんとデッキで揺られる。急なカーブはなく、100キロ近くスピードは出ていると思われ、かなり揺れる。手すりをしっかりとつかんでいた。タイ国鉄は事故が多い。ドアのないデッキは風がビュンビュン吹き込んでくる。スリルある。
トラン駅に無事到着。おじさんはさっさと降りて先を歩いていた。発車を見届ける。隣には、バンコク行の急行No.84列車が控えている。
快速No.168列車が出て行った後、急行No.84列車は本線へ入り、バックしながらトラン駅ホームへ入線してくる。こういうのも日本では見なくなった。しかし、後ろを確認しながら運転手とやり取りしている人がいるのかな・・・
2018年11月タイ旅行-13
カンタン駅近くにあるキハ
キハ58かキハ28らしい。古いサイトでは、以前は、白と水色に塗装されていたのを確認できる。子供たちの図書館として使えるらしいが、私が行ったときは施錠されており、だれもいなかった。
ウィキペディアの国鉄キハ58系気動車に載っている、TR51形台車にみえる。エンジンは無かったため。
左のパイプは、排水用のかもしれない。流し台のようなものが窓から見えたので。
これをそのままにしておいてくれるのは、良い。昭和43年は、1968年だ。私も老後はタイでひっそりと暮らせればと思うことがあるが、年々物価が高くなっているし、日本も温暖化の影響で暖かくなってきているし、いろいろと日本は楽だし、どうか。
キハは2両ある。 編成は、トラン駅側から、ディーゼル機関車+キハ+キハ+貨物車(炭水車?)となっていた。
快速No.168列車
ディーゼル機関車だけ付け替えて、カンタン駅到着の快速No.167列車が、バンコク行の快速No.168 となる。
翌日にトラン駅から、この2等冷房寝台車に乗車し、バンコクに帰る予定だ。
この後、この子達で占有された3等車へ乗りこみ、トラン駅まで戻った。