車のディーゼルエンジン(ターボ付き)
30年以上前の乗用車のディーゼルエンジン(ターボ付き)とガソリンエンジン(ターボは無し)を比べたとき、以下のようなメリット、デメリットが印象としてあった。
ディーゼルエンジン(ターボ付き)が左、ガソリンエンジン(ターボ無し)が右になる。
馬力 △ 〇
トルク 〇 △
燃費 〇 △
価格 △ 〇
エンジンの振動や音 △ 〇
今では、以下のように変わった(燃費と価格は変わっていないが)印象だ。
馬力 〇 〇
トルク ◎ 〇
燃費 〇 △
価格 △ 〇
エンジンの振動や音 〇 〇
今では、ディーゼル(ターボ付き)とガソリン(ターボ無し)の差がそれほどなくなってきている感じがする。長期使った場合のトータルでのコストは、ディーゼルが安そうだが。しかし細かく比較検討してみないとわからないし、将来、法律や燃料代や税金や何かが変わってしまって逆にトータルコストが高くなるかもしれない。
しかし技術の進歩(当時はできなかった、または、できてもコストがかかりすぎていたことが、今はそれほどコストがかからずにできるようになったこと)に改めて驚かされた。
VWの排ガス不正の事件は、大変に残念だったが、それがあっても当時のディーゼルエンジンに比べて確実に進歩してきたことは事実なのであるなぁ。
ディーゼル縮小の動きがあるが、もったいない気もする。
商用車、バス、鉄道、船舶、工業用機械でのディーゼルエンジンの縮小もあるのだろうか。石油がなくなれば、ガソリンもディーゼルもなくなってしまうのだが、明確に石油が無くなりますという状況になるまでは、両方とも技術開発は続きそうですなぁ。
それにそういう技術は、何か別の技術へ応用できるかもしれないので、無駄ではないはず…